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[ コース時間 ]

6月4日 元湯山荘発(7:00) 東電小屋(8:00) 牛首(8:45) 山の鼻(9:30) 鳩待山荘(10:00)out

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尾瀬回遊日記

2006年11月25日

富士見峠・アヤメ平

2006年11月3〜11月4日

尾瀬ヶ原・尾瀬沼

2006年10月22日
大江湿原

2006年9月30〜10月1日

燧裏林道・三条の滝・尾瀬ヶ原

2006年9月9〜10日
尾瀬ヶ原

2006年5月3〜5日
至仏山・尾瀬ヶ原・尾瀬沼

2006年6月3〜4日
尾瀬ヶ原

2006年7月1〜2日
小至仏山・尾瀬ヶ原

2006年7月15日
大江湿原

2006年7月29〜30日
大江湿原・尾瀬ヶ原

2006年8月19〜20日

大江湿原・燧ヶ岳
東電尾瀬橋の水芭蕉

下の大堀 ビューポイント

牛首のワタスゲ

見本園の水芭蕉

残雪の残る見本園

 今回は、尾瀬の定番”水芭蕉”満喫の回遊である。今年は残雪の影響で開花が遅れているとの情報は入っているので最盛期に当たっているのか少々心配である。

 例によって、いつものメンバーと戸倉のバス停で待ち合わせである。私どもは、3時頃並木の駐車場に到着した。待ち合わせ時間までには時間があるので仮眠をとった。4時前に目が覚め戸倉のバス停へ向かった。バス停では、相変わらずマイクロバスを待つ列の先頭を陣取っている。マイクロバスが鳩待峠へ向けて出発した。
 流石に水芭蕉の時期の入山者は非常に多い。鳩待峠に着くと準備と食事を済ませていざ出発・・・・と思いきや、おとうが何故か入山口でゴミ袋の配布をしている?”尾瀬ボランティア”の仕事を手伝っていたのだ。配布の手伝いが終わってからの出発となった。

 山の鼻までの木道にも人も残雪が多い。しかしテンマ沢付近には早咲きの水芭蕉が見頃を迎えている。近付いて見るとビジターセンターの立ち入り禁止のロープを無視して湿原に内に入る人が多く見られた。こういうモラルのない不届き者は二度と尾瀬には入山してもらいたくないなぁと考えていたら、尾瀬ボランティアガーディアンのプレートを着けている”おとう”が注意を促している。”さすが尾瀬ボランティアのプレート”この紋所が〜の様なものかなぁ。みんな悪いことをしている意識があるのか素直に木道へ戻ってきた。
 山の鼻に着いたらビジターセンターの職員にテンマ沢のロープの切れ目から人が湿原に入っていることを告げて、ロープの張り直しをお願いした。
 見本園を一周・・・・・。去年より遅れているなぁ。最盛期には一週間ほど早いようである。特にペンチのある付近ではまだ多くの残雪が残っている。

 尾瀬ヶ原でも水芭蕉はまだ早いようで少ない。また、花の先が黒くなっているのが気になる?霜にでもあたったのかなぁ。牛首付近まできた・・・・。湿原にワタスゲの花が多く確認できた。去年は大不作のワタスゲだったが今年は期待できそうである。ワタスゲの花を這いつくばって撮影しているとツアーらしき人たちが不思議そうに眺めて行く・・・・。これが1ヶ月後には尾瀬ヶ原を埋め尽くすことを考えながら下の大堀まで足を進めた。下の大堀に着いたら丁度ツアー御一行の切れ目らしく、数人程度しかいない。今がチャンス!!と撮影に没頭するが今ひとつの水芭蕉である・・・・・残念。竜宮小屋まで一気に行くかと立ち上がると、女性のボッカさんが目に入った。そう言えば至仏山荘の支配人が「今年は久しぶりに女性のボッカさんがいますよ。」と述べていたの思い出した。女性のボッカさんは、鳩待峠のイワナ屋を手伝っているおばちゃんが若い頃、富士見峠から見晴までボッカをやっていたそうである。山小屋での食事も彼らのおかげである。敬意を払って写真をお願いすると快く引き受けたくれた。ありがとうございます。

 竜宮小屋に到着〜。竜宮小屋の長沢のリュウキンカはまだ早いようでまだ蕾が多かった。小屋前のベンチで昼食を取ることとした。メニューは最近定番のラーメンのお餅入り(今回はとんこつ味)、食後にコーヒーを飲んだ。ここまで来るとツアー客は少なく尾瀬本来の静かな風情がある。
 食事を済ませると竜宮小屋の主人に挨拶をして”ザゼンソウの待つ下田代”に向けて出発した。木道脇に向かい合っているザゼンソウを発見・・・・。何か語り合っているようで不思議な感じである。見晴に着いたら弥四郎の清水を一口・ゴク・ゴクッ・・・生き返った。いつ飲んでもここの水は美味しい。 喉を潤したら、今夜お世話になる元湯山荘を目指して出発した。赤田代のリュウキンカと水芭蕉は最盛期を迎えている。ここは雪解けが早かった様である。元湯山荘に14時半頃に到着した。早々にチェックインを済ませて辺りの探索とトガクシショウマを見に行った。トガクシショウマは雪解けが遅れた影響でまだ蕾だった。・・・・残念。意気消沈して元湯山荘に戻ると数年前に壊れた暖炉を修理に来ている大工さんとの話が盛り上がり、酒盛りが始まってしまった・・・・・。何でも仕事が終わって明日に山を下りるので残った酒を処分するために昼間から呑んでいるのだそうだ。そこに我々も合流して大宴会が始まってしまった・・・・・・・。どれ位呑んだか判らないほど呑んだなぁ・・・・。でも、温泉はきっちり2回入った。大工の棟梁から貴重なお土産を頂きました。

 4時半頃目覚めて、周囲を探索・・・・。今日は晴れそうだ。昨日蕾だったタテヤマリンドウが咲いているのを期待して朝食後に小屋を後にした。今日は、東電小屋経由で山の鼻を目指すことにした。東電尾瀬橋の水芭蕉が最盛期でみんな大撮影会となった。東電小屋に到着したらひと休み・・・。小屋の前のさくら吹雪が綺麗である。東電小屋周辺は例年雪解けが早くここだけは、水芭蕉が最盛期である。特にヨシッ堀田代の沢沿いに咲いている水芭蕉は面白い。この辺りから薄日が差してきたので、タテヤマリンドウの開花が期待できる。行程に時間があるのでヨッピ橋のベンチでコーヒーブレイク!!。コーヒーと美味しい鎌倉ハムを頂いた。ハムで力をつけて出発した。牛首辺りに来るとタテヤマリンドウが咲き始めていた。山の鼻に着くとお決まりの”花豆ジェラート”を食して鳩待峠まで一気に登った。テンマ沢のロープが張り直されておりこれなら木道を外れる人はいないだろう。しかし、残雪が多く歩きにくい・・・・。と言っている間に鳩待峠に到着した。
 おわり・・・・・・。

6月3日 鳩待峠in(7:00) 山の鼻発(8:00) 竜宮小屋(8:45) 見晴(9:15)元湯山荘(9:30)

2006年6月3〜4日 鳩待峠in-山の鼻-竜宮小屋-見晴-元湯山荘-東電小屋-ヨッピ橋-牛首-山の鼻-鳩待峠out