2009年6月26日〜28日
芦安から北岳

2007年6月29日
       〜7月1日
伊那市から北岳

2008年7月4日〜6日
芦安から北岳

山の回遊記録

八本歯の頭辺りからの日昇です。

コース時間 (スロー登山と花の撮影でのんびりペースですぅ。)

大雪山
北アルプス

イワウメも見頃です。

南アルプス

幾つかの沢を渡ります。

東北の山
(南アルプス)

キタダケソウの群落と間ノ岳
(2009/6/27 トラバースルートにて)

 今年の北岳山行は、好天に恵まれるとともに、4月〜5月に纏まった積雪の影響で、キタダケソウを始め多くの花の開花時期が、2〜3週間ほど遅れており、頭花が黄緑色の新鮮なキタダケソウや開花始めのキタダケソウ、蕾のキタダケソウ、いつものように頭花が黄色に成長したキタダケソウ、ガクがしおれ始め見頃を過ぎたキタダケソウなど色々なキタダケソウを堪能する事が出来た。
 今回の山行では、兼ねてからの念願であった、キタダケソウの群落と間ノ岳の写真が撮れたことが最大の成果である。また来年機会があれば、世界唯一で日本第二位の高峰に咲く”可憐で清楚なキタダケソウ”を見に来ようと思う。

バス乗り場に向かいます。行きにはなかった、開山式の櫓がひっそりと立っていました。

吊橋を渡って振り返ると北岳が・・・・・。あんな遠いところから降りてきたんだなぁ。

広河原山荘まで戻ってきました。標高差1600mを一気に降ってきました。

樹林帯コースとの分岐まで戻ってきました。

二俣からは、大樺沢コースで降ります。

アカイシキバナノコマノツメはあちらこちらで群落しています。

ハクサンチドリが咲き始めです。

分岐から右俣コースを進みます。ミネザクラが満開です。

草すべりまで降りてきました。シナノキンバイが咲き始めです。

風が防げる肩ノ小屋の尾根に隠れて朝食です。

強風なので山頂の長居は無用です。直ぐに下山すると肩の小屋が見えてきました。

北岳山頂からは、富士山が綺麗に見えました。

北岳山頂に到着です。ここで朝食をと思いましたが、風が強くそれどころではありません。

吊尾根分岐過ぎて北岳山荘を俯瞰します。

富士山もハッキリ見えません。

下山の朝は、強風!烈風です。朝食は弁当にして貰いました。

連泊ですが、夕食のメニューは変わらずです。

窓に足を伸ばして寛ぎます。ビール片手に至福の一時!

右側を見ると間ノ岳、贅沢な光景です。

山荘に戻って寛ぎます。窓の左側には北岳と八本歯のコル。

チシマアマナも咲き乱れています。

レアもの!?薄紅色のオヤマノエンドウを発見!

小さなウラシマツツジも見頃です。

キバナシャクナゲと間ノ岳

今年は残雪が多く、北岳で一番早く咲くコメバツガザクラがまだ咲いています。

岩稜に咲くイワベンケイは咲き始めです。

花弁が痛みやすい、オヤマノエンドウも見頃です。

一列に並んで咲くキタダケソウ。

こんな急峻な斜面に咲いています。撮るのも命がけです。

頭花が完全に開き、黄色になったキタダケソウです。

こちらのキタダケソウは、頭花が広がり始めています。

お〜っ。清楚なキタダケソウがお出迎えです。

吊尾根分岐を経由して、やっとトラバースルートに着きました。

クモマナズナと北岳
トラバースルートが積雪の影響で通行止めなので迂回します。

今日も晴れ!絶好のお花見日和です。時間があるので、山荘付近を散策です。

山荘に戻って朝食です。鯖がまいう〜です。卵焼きはちょっとしょっぱいです。

日本第四位の名峰!間ノ岳も赤く染まります。

八本歯へズームイン!劇的な瞬間の始まりです!好い焼けです。

八本歯のコル辺りが明るくなってきました。手前の山は北岳です。

明け方の間ノ岳と北岳山荘
(ヤマケイに出てきそうな光景です。)

北岳山荘に6時前に到着!。直ぐに夕食です。メニューは、去年と一緒かなぁ。でも煮魚はまいう〜ですぅ。テーブルに置かれる肉じゃがは分け合いながらも早いもの勝ちです!?。

夕暮れの仙丈ヶ岳!綺麗ですぅ。

吊尾根分岐まで来ました。ここまで来れば、後は降るだけです。

おう!頭花が黄緑色の超新鮮なキタダケソウを発見!。今年は見頃にドンピシャかなぁ。左がキタダケソウ、右がハクサンイチゲ。

トラバースルートから見る北岳山荘。う〜ん、まだまだ、遠いーですぅ。(ガスが晴れました〜。)

トラバースルートの分岐に到着です。キタダケソウガ気になりますが先を進みます。

幾つもの急峻なハシゴと岩場を登ります。

時間が無いので、北岳山荘を目指します。間ノ岳は雲の中です。

何とか八本歯のコルに到着です。標識が新しくなっています。

八本歯へのハシゴを登ります。バットレスにガスが、天候不安?。

遠くにスタート地点の広河原(↓)が俯瞰できます。

急登なのでグングン標高が上がります。ゴールは矢印の尾根です。意外と間違える人が多いので注意しましょう。取り付いた尾根には八本歯のコルへのハシゴが右側にあります。

アイゼンを装着して、雪渓を登ります。気温が高いので、日中の登山ではピッケルは必要ありません。(早朝は凍っていますが、日中はストックで十分です。)

二俣で早めの昼食です。時間が早いので、このまま御池小屋では時間が余りすぎるので、この好天!急遽、北岳山荘に行くことになりました。睡眠不足で大丈夫かなぁ〜。
目指すは、矢印の尾根です。

大樺沢の雪渓が見えてきました。二俣までもう少しです。

右岸ルートの崩壊斜面が凄いです。

アカイシキバナノコマノツメを発見!

咲いたばかりの綺麗なサンカヨウ。

標高がだいぶ上がってきました。

タチカメバソウかなぁ。

タカネグンナイフウロが咲き始めです。

大樺沢コースを進みます。雪解けの影響か?水量凄いです。

樹林帯コースと大樺沢コースとの分岐まで来ました。

今年もクリンソウがお出迎えです。

吊橋を渡り、登山口に向かいます。

広河原に着くと早速登山口に。
今日は北岳が拝めました。

 日本第二位の高峰の北岳山頂直下付近に咲く”キタダケソウ”に魅せられて3年連続のお花見山行である。今年の開花状況が気になるものの、情報量が少なく、「20日の時点では咲き始め」と言う情報のみである。山行直前の天気予報は好天!とりあえず見頃を期待して、夜の中央高速に車を走らせた。芦安の駐車場には、午前3:00頃に到着し仮眠をとるが寝付けず朝を迎えてしまった。でも、初日の今日は白根御池小屋までの予定なので、まぁ好いかぁ?と軽い気持ちでいたが、好天故の予定変更があることも今は知るよしもない・・・・・。

6月26日:芦安無料駐車場(5:10)〜広河原(5:40) 大型タクシー
  北岳登山口広河原山荘(6:15)〜大樺沢コース〜二俣(9:30)〜左俣ルート〜八本歯のコル(14:20)〜吊尾根分岐〜北岳山荘(17:45)泊
7月27日:北岳山荘(6:00)〜吊り尾根分岐〜トラバースルート(9:00)〜お花見〜吊り尾根分岐〜北岳山荘(15:00)泊
7月28日:北岳山荘(4:25)〜北岳(6:20)〜北岳肩の小屋(7:00)〜右俣コース〜二俣(9:30)〜大樺沢コース〜
    〜広河原(12:50)〜芦安無料駐車場(14:10) 大型タクシー

2009年度 恒例?!のキタダケソウに会いに行ってきました。