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[ コース時間 ]

7月1日 鳩待峠in(6:15) オヤマ沢田代(8:25) 小至仏山(9:45) 鳩待峠(12:00) 山の鼻(14:00)

2006年7月1〜2日 鳩待峠inオヤマ沢田代-小至仏山-鳩待峠-山の鼻-至仏山荘-牛首-竜宮小屋-ヨッピ橋-牛首-山の鼻-鳩待峠out

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7月2日 至仏山荘発(7:00) 牛首(8:25) 竜宮小屋(10:15) 牛首(12:00) 山の鼻(12:45) 鳩待峠out(14:45)

開山式の準備

瑞々しいギンリョウソウ

アカフタチツボスミレ
のブーケ

クモイイカリソウ

ホソバヒナウスユキソウ

牛首付近のふわふわ
ワタスゲ

ヨッピ橋付近のワタスゲ

新緑のヤマドリゼンマイ

小至仏山のオゼソウ

 7月1日は待ちに待った至仏山の開山式である。新鮮なオゼソウやホソバヒナウスユキソウ、クモイイカリソウと対面すべく、いつものメンバーと戸倉のバス停で待ち合わせである。私どもは、3時頃並木の駐車場に到着した。待ち合わせ時間までには時間があるので仮眠をとることとした。4時前に目が覚めると小雨が降っている・・・天候の回復を祈りつつ戸倉のバス停へ向かった。バス停では、マイクロバスを待つ列の先頭をいつものように陣取っている。

 マイクロバスが鳩待峠へ向けて出発した。小雨の降る曇天の中バスは鳩待峠に到着した。鳩待山荘のテント前に去年まで元湯山荘の総支配人を務めていた角田さんから、最新のオゼソウやホソバヒナウスユキソウ情報を得ることができた。情報によると、小至仏山付近で開花しているとのことなので”とりあえず小至仏山”を目指すことにした。

 開山式の準備を横目に登山口に向かった。天候は、小雨が降ったり止んだり・・・。土砂降りじゃないだけ、まだましか。登山道を進むと瑞々しいギンリョウソウが迎えてくれました。また、マイヅルソウが最盛期を迎えている。更に足を進めると、オオバキスミレやイワカガミが咲いている。オヤマ沢田代の手前から残雪が多くなってきた。トカゲ岩付近に到着すると、ムラサキヤシオツツジ、クモイイカリソウやシラネアオイ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲが咲いていて全員が撮影モードに入ってしまった。ひと通り撮影を済ませると、小至仏山を目指して足を進めた。しばらく歩くとホソバヒナウスユキソウの大群落の場所に出た。しかし、遠いので撮影することなく先を急いだ。小至仏山山頂直下まで来ると、オゼソウとホソバヒナウスユキソウの群落を見つけて夢中で撮影した。

 今回の目的である花々を確認できたので、至仏山山頂を断念して、鳩待峠へ戻ることにした。鳩待峠に戻ると昼食の時間だったので、イワナ屋のおやじさんと歓談しながら美味しいイワナを食して、13時過ぎに山の鼻に向けて出発した。山の鼻に着いたら早速至仏山荘にチェックインを済ませて、見本園を探索〜。と考えていたら土砂降りの雨・・・。しばらく休憩所で雨宿り・・・ 20分ほどで雨が上がったので見本園を探索することとした。ワタスゲは先ほどの雨で果穂が濡れてしまい数は多いものの見栄えが悪い”残念”。しかし、ヒメシャクナゲの当たり年・・・夢中で撮影した。キムジロ、リュウキンカも確認できた。見本園を一周して16時頃至仏山荘に戻りお風呂で汗を流した。明日は晴れて風に揺れるワタスゲの果穂が見られますように・・・。

 朝4時30分頃目が覚めて外の様子を確認しに行くと・・・小雨・・・願いが届かなかった。撮影に行く気力を失って談話室に行くと、ワールドカップのブラジル対フランスの試合を数人が見ている。流石に尾瀬にきていてもワールドカップは気になるようである。小生は、おとうとモーニングコーヒーをテラスで入れて飲んだ。

 朝食を済ませると至仏山荘にザックを預けて尾瀬ヶ原の回遊にいざっ出発。雨は上がったが、朝の小雨の影響でワタスゲの果穂はペシャンコである。しかし、雲の動きが速くなってきているので天候の回復をきたいして先を急ぐことにする。上田代に入るとズミの優しい薫りが心地よい。すると太陽が原を照らすようになってきた。これなら牛首のふわふわワタスゲも期待できそうである。竜宮小屋からヨッピ方面と回って牛首に戻るルートを取った。今年はワタスゲの当たり年らしく、竜宮小屋〜ヨッピ間にも中規模の群落が見られた。また、新緑のヤマドリゼンマイとワタスゲの白が美しい。気がつくとワタスゲの果穂が乾き始めている・・・いつ雨が降るか判らない天候に急いで牛首に向かった。案の定、雨でペシャンコのワタスゲ風になびいてふわふわの状態・・・夢中で撮影した。尾瀬ヶ原を埋め尽くす白い波がとても美しくなんと幻想的な風景なんだろう。雲行きが怪しくなってきたので慌てて山の鼻に戻ることにした。山の鼻ではお決まりの”花豆ジェラート”に舌鼓。その後は、急いで鳩待峠まで戻った。鳩待峠に着くと真っ直ぐイワナ屋へ・・・・、長椅子に座った途端に!土砂降りの雨・・・。間一髪濡れずにすんだ。美味しいイワナとトウモロコシを頂いてバスに乗り込んだ。
 おわり・・・・。
尾瀬回遊日記

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